還幸祭

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御靈神社の還幸祭に行って参りました。本日が土曜日ということで、例年以上にお稚児さん、武者行列、八乙女さん(朱傘の女の子たち)とたくさんの子供たちも一緒に巡幸という運びになったようです。立派な衣装に身を包んで、お化粧を施され、おすまししたかわいいお子さんたちに思わず顔がほころびました。担ぎ手の皆さんは、各地域でそろいの法被姿。勇壮な掛け声に合わせてお神輿を差していました。差すというのは「神輿を上へ高く上げる」の意味。
お祭りというのは氏神様が氏子崇敬者の皆様のお近くにお出ましになる行事で、神様はこのお神輿に乗っていらっしゃるのですが、そんなに揺らすと乗り心地が悪いのでは…?
と思ってしまいます。けれど、神輿が神幸 (しんこう) する際に途中で上下左右に荒々しく揺さぶることで、乗っているご神体の霊威を高めて、豊作豊漁や疫病が蔓延しないように祈願する」という一説も。あるいはお祭りの起源は遊びを通じて神と人をつなげるイベントで、神様を揺らして興奮させて楽しませより人とのコミュニケーションを図るというのもあったとか。
楽しく一緒に遊べばよいってことでしょうね。

2024.05.18

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