節分

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節分ですね。

幼稚園や保育園に通うお子様が、園で作った鬼のお面を持ち帰る姿に出くわし、微笑ましく感じました。

今日はお家で「鬼は外 福は内」と掛け声しながら豆まきをされることと思います。

こうした小さいころに豆まきの行事とセットで覚えたためにあまり意識しておりませんでしたが、「立春の前日」が節分に当たるのですね。だからこそ季節を分ける「節分」。

立春(暦の上での春)を迎える前に、それまでの一年の邪気を払い新しい一年の開運招福を祈願して豆をまくそうです。

豆まきと言えば年男の著名人が豪快に豆をまく「成田山新勝寺」が有名ですね。こちらでの豆まきはなんと「福は内」としか掛け声しないそうです。なんでもご本尊の不動明王様の前では鬼も心を入れ替えてしまうからだとか。改心してしまったら追い出すための鬼ではなくなってしまいますものね。



そして鬼を払った後には、新しい年を迎えるのに「立春大吉」というお札を貼るとよいのだそうです。このお札の謂れも楽しくて、「立春大吉」を縦書きにすると線対称になっていますよね(紙の裏から見ても読める)。だから鬼(邪気)が玄関から家に入った後、くるっと振り向いたらまた「立春大吉」とあるので、あっちの家に入ろうとして、今入った家から出て行ってくれるそうです。このお札は手書きでも構わないそうなので早速明日には玄関に貼ってみたいと思います。

 

また五穀(米、麦、キビ、アワ、豆)の中でも霊力が強いとされている、豆を使って作ったお豆腐をいただくと健康な体に幸福を呼び込むそうです。

しっかり邪気を払い、皆様の新しい幸せな一年をお祈りして、豆のお話をさせていただきました。

2023.02.03

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