石畳風舗装

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今出川通から相国寺総門に向かう参道がとても趣のある石畳風舗装に生まれ変わりました。

歩くまち・京都」というスローガンを掲げて、京都市基本構想の具体化、京都市基本計画において歩くことが楽しくなるようなまちづくりを京都市は目指しています。

その取り組みの一助になったと言える仕上がりで無事に竣工いたしました。

これは、実際に石が敷き詰められているのではなく、アスファルト舗装で石畳の趣を再現しています。

専門的には「半たわみ舗装」という工法で、舗装後にカッターで目地を入れます。

通常の舗装に比べ強度が高く、轍掘れが生じにくく、路面の平坦性を長期に確保できるそうです。

実際に石を敷き詰めた道路はでこぼこしていて歩きにくいことも多いのですが、アスファルト舗装の優れた機能面を保持しながら、景観にも与しています。

御所の今出川御門から烏丸通を横断し、相国寺総門までのんびり歩いてみてはいかがでしょうか。

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で、登録有形文化財にも指定された同志社大学アーモスト館やキャンパスのレンガ造りの他の建物にもしっくりとマッチしています。

この舗装は相国寺を取り囲んで延伸の計画となっております。

 

2021.07.27